全曲を通し1編のストーリーラインを持つアルバムの序章にあたり、長い旅路への出発を示唆する歌詞は広大なスペースオデッセイへと繋がる。
楽曲はJ-POPの形式を持ちながら低音の効いたダンストラックに仕上がっている。夜の滑走路を照らす誘導灯のように鳴り続ける煌びやかなエレクトロサウンドは、リスナーを深夜のエアポートのような現実と未知の狭間に誘う。またALFRDの英詩と日本語詩の絶妙なバランス感覚が近年のアジアの音楽シーンに見られるワールドワイドな展望の可能性を感じさせ、まさに離陸の為の一曲である。IGNITION, SEQUENCE, START…